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2025/07/22
マーケティング
この記事でわかること
“共創=コラボ”が今注目される理由
マイクロインフルエンサーと企業が組むメリット
実際にあった失敗&成功のリアルケース
共創施策の進行ステップとポイント
すぐ使える投稿フォーマット&依頼テンプレ
なぜ今「小さな共創」なのか?
「インフルエンサー施策」と聞くと、何万人もフォロワーがいる超有名人を思い浮かべがち。でも、いま企業が注目しているのは、数千〜1万人前後の“マイクロインフルエンサー”との共創です。
彼らはフォロワーとの距離が近く、投稿に信頼感があり、なにより「本当に好きだから紹介してる」という空気が出せる。企業にとっては、商品やサービスを“使ってみた”というリアルな発信ができるパートナーなのです。
私自身、地方のカフェとInstagramで活動するフォロワー8000人のスイーツ系クリエイターを繋げたところ、地元ファンに広まり、ECでの売上が月3倍になった経験があります。
小さな共創がもたらす3つのメリット
信頼性が高い
PR感が少なく、まるで“友達のおすすめ”のような自然な紹介に。視聴者も「この人が言うなら」と素直に受け止めやすいです。
長く使えるロングテール型発信
フォロワーの関心に合う投稿は、時間が経っても検索やリピート閲覧されやすく、短期だけでなく長期の効果も期待できます。
コスト効率が抜群
1人のトップインフルエンサーに依頼するより、複数のマイクロインフルエンサーを活用した方が、費用対効果は高くなる傾向にあります。
失敗から学ぶ、リアルな共創例
テーマが曖昧だった失敗
ある食品メーカーが依頼したクリエイターは「健康志向のレシピ投稿」で人気。でも、実際には企業の目的は“ブランド高級感の訴求”。結果、投稿内容とブランドイメージがかみ合わず、視聴者にも響かなかったという結果に。
スケジュールミスで話題が半減
「新商品発売に合わせてPRを」と依頼したのに、実際の投稿は2週間後。投稿時には話題性が薄れてしまい、エンゲージメントも想定以下に終わってしまったそうです。
成功へ導く、4つのステップ
クリエイター選定:投稿ジャンル、フォロワー属性、トーンの一致を確認。
企画と目的の共有:商品特徴、企業の狙い、投稿希望日などを明確に伝える。
自然な制作をサポート:企業の意図は伝えつつ、クリエイターの言葉で表現してもらう。
効果分析と次回提案:投稿後のエンゲージメントやCVを見て、次の施策に活かす。
使える!投稿構成と依頼テンプレ
SNS投稿の流れ(例:Instagram)
【冒頭】一言フック「こんなアイス、初めて…!」
【本編】味の感想、商品背景、ブランドのこだわり
【写真】実際の使用シーン、自然光での撮影
【CTA】「◯◯公式サイトでチェックしてみて」
企業からの依頼DMテンプレ
おわりに 〜小さな共創がつなぐ未来〜
「大きな予算がないから無理かも…」そんな声をよく聞きます。でも実際は、“小さな共創”の方が本音ベースで繋がり、ブランドの根っこをしっかり伝えることができます。
共創の本質は「一緒に物語をつくる」こと。企業も、クリエイターも、そしてその先のファンも。全員が主役になれるマーケティングを、ぜひ一緒に始めてみませんか?