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2025/07/22
SNS
この記事でわかること
そもそもインフルエンサーマーケティングって何?
企業が活用するメリットと、よくある誤解
成功するための5ステップと、リアルな実例の舞台裏
社員インフルエンサーってどうなの?新しい潮流を解説
今さら聞けない…インフルエンサーマーケとは?
まずはざっくり、「インフルエンサーって芸能人でしょ?」と思っていませんか?
たしかに有名人もいますが、いまや「フォロワー数1万人未満のナノインフルエンサー」がブランドの味方になる時代。SNSで「この人のおすすめなら買いたい」と思わせる力、それこそが企業にとっての宝です。
例えばこの事例、どうですか?
🍫 筋トレ中に食べるおやつ?:BODY STARの挑戦
おやつカンパニーの「BODY STAR」は、見た目はスナック、でも中身は高タンパク。これをフィットネス系インフルエンサーが紹介し、「罪悪感ゼロのおやつ」として話題に。
しかも、Instagramでは“60秒自宅トレ動画”とセットで投稿され、「こんな風に筋トレして、これをパクッと食べる」って想像しやすい!
企業からすると、広告っぽくなく、日常の中に自然に入っていけるのが魅力なんです。
💄 覚えちゃう広告!?:KATEのゼロダンス
カネボウ化粧品「KATE」のTikTok企画。キャッチコピー「カバー力、ゼロ」が印象的すぎて…なんとダンスに!
人気TikTokerひかりんちょさんが、独自の振り付け「ゼロダンス」を考案。10秒ほどの動きに、商品特徴を詰め込むという“頭に残る広告”が完成しました。
しかもダンス投稿がどんどん広がり、若者たちが自分の動画で「KATE」を拡散。これはUGC(ユーザー生成コンテンツ)の好例ですね。
🍳 ごま油の「違い」って伝えられる?:1人前食堂の工夫
かどや製油は、定番商品「ごま油」と新製品「白ごま油」の違いを伝えたかった。
でも、広告で「香りが~」とか言っても伝わらない。
そこで料理系YouTuber「1人前食堂」さんに依頼し、季節料理の中で「使い分け」のポイントを紹介。
「春野菜は白ごま油のほうが繊細で合いますよ~」なんてコメントがあると、自然に「へぇ〜、そうなんだ」って思えちゃうんですよね。
🧖♀️ 肌を洗うだけじゃない:泥洗顔どろあわわの戦略
リニューアルのタイミングで、インフルエンサーだけの体験イベントを開催。
泡立てて、香りをかいで、使ってもらって…その様子を各自の言葉で投稿してもらいました。
その投稿を公式サイトに埋め込んで紹介したら、購入率がなんと145%アップ!
リアルな声には、やっぱり力があります。
なぜインフルエンサーを使うと「刺さる」のか?
たとえば…
テレビCMでは届かない“等身大の声”が、SNSでは心に響くからです。
友達の口コミのような投稿。信頼しているあの人が紹介してくれたからこそ、「試してみようかな」と一歩踏み出せる。
そして企業は、その「共感」を大切にしながら伝えていくことが重要です。
社員インフルエンサーという新しい選択肢
海外では今、社員自身がブランドの語り手になる流れがきています。
イギリスのASOSでは、社員がSNSでファッションアイデアを発信。ブランド価値を自然体で伝え、ファンづくりに貢献しているんです。
もちろん注意点(ガイドライン、情報管理)は必要。でも、いちばん商品を理解している“中の人”が発信することには、大きな信頼が生まれます。
まとめ:あなたのブランドに合う形で
読んでいて、「ウチでもやってみたいかも」と感じた方へ。
大切なのは、“合うやり方”を見つけることです。
たくさんの人に知ってもらいたい?→Instagramでリールやキャンペーンを
商品の使い方を伝えたい?→YouTubeやブログでレビュー動画を
リアルな感想を載せたい?→イベント×投稿でLPに反映を
そして、インフルエンサー選びは「好きで使ってくれる人」を探しましょう。数字だけで決めず、心が動く投稿ができる人と手を組む。
それが、これからのマーケティングに欠かせない“共創”のカタチなんです。
最後に…
マーケティングの現場って、ときに正解が見えにくくて不安ですよね。
でも、インフルエンサーという“共感のメガホン”を使えば、ブランドの声をもっと遠くまで、深くまで届けることができます。
さあ、あなたのブランドも「誰かの心に届くストーリー」を描いていきましょう!